モノマネ師

私の本質的性格の第一番目に置かれているものはおそらく真似好きな本性だと思う。根っからのモノマネ師で卑怯者だ。(それでもそんな自分をイカサマ師だとは思っていない。)自分の名を名乗らず姿を露わさず、死人の仮面を借りて斜め後ろから何かを語ろうとするような卑怯者なんだろう。私のやっていることも存在自体もパロディの域を出ないかもしれない。それでもゴゴの人生やゴゴの存在全体を見通したときに感じる何か一種の感動やらそういうものが私の存在が行ったこと存在全てを俯瞰したときに誰かに薄っすら感動や何か情動のようなものを生むならそれでいいように思う。モノマネの魔術を使って生き残るんだ私は。